無垢の特徴

無垢材とは

原木から切り出した、板や角材の名称です。

本来は一本の木から切り出された一枚板を指しますが、家具の場合は一枚板に限らず、

総天然木のブロック状の無垢材をつなぎ合わせたものも含まれます。

特徴について
<長所>

・木のぬくもりや重厚感を感じられる。

・耐久年数が長く、使い込むほど風格が出る。

・削り直し等のメンテナンスで、新品同様に蘇る。

・調湿作用があり、断熱・保温効果を発揮する。

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<短所>

・人工素材に比べて重い(樹種による)

・反りや割れなどの変形が表われる場合がある。

・同一の木目・色で大量生産できず、個体差がある。


構造について
無垢材は、3つの構造に分けられます。

①集成材

小さめの無垢板材をまとめた集成板を指します。

②フィンガージョイント

木材の端をギザギザに加工し、つなぎ合わせたものを指します。

③巾接ぎ(はばはぎ)板

幅が狭い木材を側面同士で接着し、一枚の広い板にする技術を巾接ぎといいます。

巾接ぎ材は、その技術により作られた木材です。 ①の集成材より接合部分が少なく、

より無垢材に近い風合いになります。

   

無垢材以外の家具用木材
木製家具と言われるものには、無垢材以外の素材で作られたものがあります。

①突板(つきいた)仕上げ

突板は、木目のきれいな部分を薄くスライスした木材です。

更に突板仕上げと呼ばれる技法は、スライスした木を芯材に接着し、

無垢材に見せた仕上げを指します。

②合板(ごうはん)

1mm~3mmまで薄くスライスした単板の繊維を、縦・横交互に直角に複数枚張り合わせ、

一枚の板に加工したものです。

   

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